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平手友梨奈がファブル第2作で演じた車椅子の少女ヒナコを徹底解説
投稿日 2026年10月7日 17:16:08 (欅坂46まとめきんぐだむ)
- 出演作は2021年6月18日公開の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
- 役は車椅子の少女・佐羽ヒナコで、物語の鍵を握るヒロイン
- ヒナコは4年前の事件でファブルが救えなかった少女という因縁を持つ
- 起用の決め手は『響-HIBIKI-』で複数の映画賞の新人賞を受賞した存在感
- 岡田准一から20歳の誕生日にプロテインを贈られた「師弟」話も有名
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平手友梨奈さんが出演した「ファブル」は、2021年6月18日公開の実写映画シリーズ第2作『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』です。演じたのは、車椅子で暮らす少女・佐羽ヒナコ(さわ・ヒナコ)。物語の鍵を握るヒロインです。
この役は、主人公ファブルが「かつて救えなかった少女」です。つまり、アクション映画の中で人間ドラマの重心を担う存在なんですね。
私は欅坂46時代から平手さんの表現をずっと追ってきました。この作品も劇場で観て、地上波放送でも見直しています。その目線から、ヒナコという役の背景と、平手さんの演技の見どころを整理していきます。
ざっくり要点
平手友梨奈が出演したファブル作品の基本情報
まずは作品の基本データから押さえておきましょう。
原作は南勝久さんの漫画『ザ・ファブル』です。監督は前作に続いて江口カンさん、脚本は山浦雅大さん、配給は松竹が担当しています。
主人公は「ファブル」と呼ばれる伝説の殺し屋。ボスから「誰も殺さず、一般人として生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で暮らしています。サブタイトルの「殺さない殺し屋」は、この矛盾した制約のことを指しています。
第2作の大きな特徴は、新キャストの顔ぶれです。宇津帆役の堤真一さん、ヒナコ役の平手友梨奈さん、殺し屋・鈴木役の安藤政信さんらが新たに加わりました。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| ファブル(佐藤アキラ) | 岡田准一 | 伝説の殺し屋。殺しを禁じられている |
| 佐藤ヨウコ | 木村文乃 | アキラの相棒 |
| 佐羽ヒナコ | 平手友梨奈 | 車椅子の少女。物語の鍵を握るヒロイン |
| 宇津帆 | 堤真一 | 裏の顔を持つNPO団体代表 |
| 鈴木 | 安藤政信 | 宇津帆の右腕となる殺し屋 |
| 井崎 | 黒瀬純 | ― |
このほか、山本美月さん、佐藤浩市さん、佐藤二朗さんらも出演しています。
佐羽ヒナコはどんな少女なのか

ヒナコは、一言でいえば「心を閉ざしたヒロイン」です。
明るく物語を引っ張るタイプではありません。過去の傷を抱え、感情を外に出さずに生きている少女です。
壮絶な過去と車椅子生活
ヒナコは高校生の頃、宇津帆が関わる事件に巻き込まれました。その出来事によって足が不自由になり、車椅子での生活を余儀なくされたとされています。
さらに同じ時期に、両親も殺害されています。
深い喪失感と怒りの中で、ヒナコは復讐心だけを支えに生きている少女として描かれます。
劇中のヒナコは、宇津帆が関わるNPO団体に身を置いています。心を閉ざしたまま復讐にとらわれているからこそ、宇津帆に利用される構図が見えてくる。ここが観ていて本当に苦しいところです。
ファブルとの因縁
ヒナコとファブルをつなぐのは、4年前の事件です。
当時ファブルは、彼女を救うことができませんでした。その事実は、ファブルの心にも重くのしかかっています。
一般人として暮らすファブルが、偶然ヒナコと再会する。そこから彼は再び闇の世界へ引き戻され、最凶の男・宇津帆と対峙していくことになります。
ヒナコが物語の鍵と呼ばれる理由
ヒナコはファブルにとって「過去の罪悪感」そのものです。彼女を守り、救えるかどうかが、本作の大きな目的になっています。アクションの見せ場はすべて、この救済のドラマにつながっています。
ヒナコを中心に見た主な人物関係
平手友梨奈の演技はどう評価されたのか

公開当時から、平手さんの演技には「圧倒的なオーラを封印して挑んだ、心を閉ざした少女役」という表現がよく使われました。
『響-HIBIKI-』で見せた、画面を支配するような強さ。それとは正反対に、ヒナコでは感情を内側に押し込める演技が求められています。台詞で説明するより、表情や視線で伝えるタイプの役どころです。
作品評でも、「前作以上」と言われる要素のひとつにヒナコ役のキャスティングが挙げられています。アクションだけでなく人間ドラマの厚みを増した存在として、ヒナコと平手さんの演技は高く位置づけられています。
平手さん本人も、自分なりのヒナコを精一杯表現したこと、前作とは違った魅力のある作品になっていることを、公開時のコメントで語っていました。
実際に見直してわかったこと
劇場で初めて観たときは、ストーリーを追うのに精一杯でした。金曜ロードショーで見直したとき、ヒナコが言葉を発していない場面の目線の動きに気づいて驚きました。台詞が少ない役ほど、二回目に観ると情報量が増えると感じます。
車椅子の少女という設定についても、個人的に印象に残っていることがあります。ヒナコは「かわいそうな存在」としてだけ描かれてはいません。怒りや復讐心という強い感情を抱えた、ひとりの人間として立っています。同情を誘う芝居に寄せすぎなかったことが、この役の説得力につながっていると私は感じました。
プロデューサーと監督が語る起用の舞台裏

なぜヒナコ役に平手さんだったのか。答えははっきりしています。
プロデューサーの宇高武志さんは、平手さんの「とてつもないオーラ」を起用理由に挙げています。そのうえで、前作を超えるヒロイン像を彼女に期待したと語っていました。
平手さんは映画初出演作の『響-HIBIKI-』で、日本アカデミー賞をはじめ複数の映画賞の新人賞を受賞しています。その実績と存在感が、物語の鍵を握るヒロインへの抜擢につながりました。
江口カン監督とのインタビューでは、ヒナコの壮絶な過去や心情をどう演じるか、監督と平手さんが丁寧に言葉を重ねていった様子が語られています。インタビューの見出しには、こんな印象的なひと言が掲げられていました。
モンスターって思われてたの、初めて知りました
— 平手友梨奈×江口カン監督インタビューより
強烈なイメージを持たれがちな平手さんと、その素顔に触れた監督。このやり取りから、現場で役を一緒につくっていった空気が伝わってきます。
ただ、リハーサルの方法や台本の読み込み方といった具体的な役作りの手順は、公に語られている範囲が限られています。ここは推測で補わず、作品そのものから感じ取るのがいいと思います。
岡田准一との師弟エピソード

本作を語るうえで外せないのが、岡田准一さんとの関係です。
満員御礼の舞台挨拶には、岡田さん、木村文乃さん、平手さんが登壇しました。そこで話題になったのが、岡田さんが平手さんの20歳の誕生日にプロテインを贈ったというエピソードです。
アクションや体づくりの面で、平手さんが岡田さんに「弟子入り」しているような関係性も語られていました。舞台挨拶での二人のやり取りは、まさに師弟そのものだったと伝えられています。
さらに、岡田さんと木村さんが平手さんを囲んで誕生日を祝うメイキング写真も公開されました。撮影現場での信頼関係が、こうした写真からもよく伝わってきます。
筆者のひとこと
誕生日プレゼントにプロテイン、という選び方がいかにも岡田さんらしくて、ファンの間でも微笑ましく受け止められていました。作中では救えなかった少女と守る男という重い関係なのに、現場は温かい。このギャップを知ってから観ると、ヒナコとファブルの場面がまた違って見えます。
シリーズとキャリアの中で見るヒナコという役
第1作は、殺さない殺し屋という設定の面白さとアクションが前面に出ていました。第2作では、ヒナコという「過去の罪」を背負った人物が加わったことで、物語の重心が人間ドラマへと広がっています。
シリーズ全体で見ると、ヒナコは主人公の内面を映し出す鏡のような存在です。ファブルが何を背負って生きているのかを、観客に伝える役割を担っています。
なお、原作漫画と映画のヒナコ像の細かな違いについては、ここでは断定を避けます。映画版のヒナコとして、作中の描写を中心に楽しむのがおすすめです。
平手友梨奈とファブルにまつわる主な出来事
平手さんのキャリアで見ると、『響-HIBIKI-』の強さとは真逆の「封印する演技」に挑んだ作品といえます。欅坂46時代のパフォーマンスで見せた爆発的な表現を知るファンほど、その抑制の効いた芝居に驚くはずです。
グループ時代の歩みをあらためて振り返りたい方は、欅坂46のまとめを読んでから本作を観ると、表現の幅の広さがより実感できると思います。
続編への出演について
2026年10月時点で私が確認できている範囲では、平手さんが新たなファブル作品に出演するという発表は見当たりません。現状では、本作がシリーズ唯一の出演作です。今後の発表には注目しておきたいところです。
読者からよく聞かれる質問
Q1. 平手友梨奈は1作目の『ザ・ファブル』にも出ていますか?
出演しているのは第2作の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』です。平手さんは、堤真一さんや安藤政信さんと並ぶ第2作からの新キャストとして参加しています。
Q2. 前作を観ていなくても楽しめますか?
ヒナコとファブルの因縁は本作の中で描かれるので、第2作から観ても物語は追えると思います。ただ、「殺さず一般人として生きろ」という命令の重みは、前作を知っているとより深く感じられます。
Q3. ヒナコの過去に関わる敵役は誰が演じていますか?
宇津帆を演じているのは堤真一さんです。表向きはNPO団体の代表ですが、裏の顔を持つ人物で、ファブルが対峙する最凶の敵として描かれます。
Q4. テレビで放送されたことはありますか?
2022年6月3日に、日本テレビの金曜ロードショーで地上波初放送されました。配信状況は時期によって変わるため、観る前に各配信サービスで確認するのが確実です。
Q5. 平手友梨奈がヒナコ役に選ばれた理由は何ですか?
プロデューサーの宇高武志さんは、平手さんの「とてつもないオーラ」を理由に挙げています。『響-HIBIKI-』で複数の映画賞の新人賞を受賞した存在感が評価され、物語の鍵を握るヒロインに起用されました。
ヒナコという役は、一度観ただけでは受け取りきれない静かな感情に満ちています。もしまだ観ていないなら、まずは本編でヒナコの目線を追ってみてください。すでに観た方は、二回目は台詞のない場面に注目すると、きっと新しい発見があるはずです。
平手さんが在籍したグループのその後が気になる方は、欅坂46の改名の経緯や、現在の櫻坂46のまとめにも目を通してみると、あの頃から今へと続く流れがゆるやかにつながって見えてくるかもしれません。
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Source: 欅坂46まとめきんぐだむ
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